屋久島旅行記その18 1泊2日 白谷雲水峡〜縄文杉ツアー10(Final)


 

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2016.7.26(Tue.)6:22

ツアーを振り返って

白谷雲水峡&縄文杉登山はガイドツアーでないと行けないのか?といったら、そんな事はなく、ガイドさん無しで来ている人も沢山いました。どちらが良いかと言えば、やはり、僕みたいなにわかにはガイドさんがいてくれた方が、圧倒的に良かったと思っています。
1番よかったと思うのは歩くペース。ガイドさんがペースメーカーになってくれるので、先々の予定を気にせず、ガイドさんから大幅に遅れないように意識するだけで、瞬間瞬間をめいいっぱい楽しめたのがグッドでした。
また、僕の場合はガイドさん独占状態だったので、さらに自由に僕の趣向に合わせて回れました。
他の方がもっといて、入山者も多ければ、ウィルソン株で360°撮影などできなかったかもしれません。

ガイドさん無しでと言えば、太鼓岩で出会った単身の青年は、今いる場所の名前が「太鼓岩」というのも知らずに満喫していました。それはそれで、きっと、僕以上に楽しんでいるように見えました。
日帰りの人は、ここから白谷雲水峡に戻って下山するのですが、さらに奥に行く楠川分かれに向かう道中で、下山した筈の青年と再会しました。どうやら、道を間違えてしまったようです。バスで登山口まで来ているとしたら、乗り遅れると面倒です。でも、それもきっと良い思い出になるのでしょう。
また、縄文杉に向かう大株歩道を下山していると、女子三人組が、「トイレってどこですか?」と聞いてきて、Sさんが冷静に「2時間ぐらい先の高塚小屋までいかないとないですよ。」と答えると、「え〜」とへたり込んでしまった。大株歩道入口で最後のトイレの方に行かず、本道の登山ルートに入ってしまったのだ。(ちなみに大株歩道入口のトイレは目視できる場所にあるので、間違えなさそうなものだが……)急いで戻って行ったが、大株歩道入口までは僕達の足で30分くらい先。でも、それもきっと良い思い出になるのでしょう。(漏らさなければね)

また、今回のツアーは泊り前提なので、大多数を占める日帰りの方々と時間をずらせるため、ゆっくり回れるのが良いとお伝えしましたが、デメリットとしては、宿泊用のテントや食器等を用意しなければならないので、レンタルとは言え、装備が重くなるのが難です。僕の場合はそれに加えて撮影機材なども重なり、結構な重量だったと思います。ただ、これも、ガイドさんにザックのベルト調整の仕方や、持参した肩掛けポーチの背負い方などを教えていただいたお陰で、無駄に疲れる事なく、参加できました。登山をする方にとっては常識なのかもしれませんが、「大きいザックは腰に1番負荷がかかる様にベルトを調整する」というのは目から鱗でした。肩ではなく、腰で背負うんですね。

ガイドさん有り無しどっちがいいのか?
正直、ガイドさん無しの登山を経験してないので、なんとも結論を出せませんが、

たかーい杉からぶら下がるミノムシを見て感動できただろうか?
ヤマガラという名前を覚えただろうか?
近くに寄ってくるのが珍しいアオバトに気づいただろうか?
森の生態にこんなにも興味を持てただろうか?
そして、屋久島をこんなにも好きになれただろうか?

振り返ってみると、ガイドさん無しではありえなかった事ばかりです。
じゃあ、ガイドさん無しでは楽しめないのか?と言えば、そんな事はなく、それはそれで、違う楽しみがあるんだと思います。
どちらにせよ、屋久島の世界遺産の森での経験は人生でかけがえのない思い出の一つになるでしょう。

トイレ

そういえば、高塚小屋のトイレ事情を書いていなかったので、記載しておく。
高塚小屋のトイレは、外装こそ改装されたようだが、中は旧来の汲み取り式だ。人によっては、「携帯トイレでした方がマシ」というくらいヘビーメタルなものだった。僕が使用した時は丁度、ハエさんの集団が便器の上でブンブン円を描いており、オシッコが当たらない様にするのは至難の技だった。女子はもとより、僕でも大の方は思いとどまる。夜中は虫が皆無だったので、気温と湿度によるのでしょう。
しかし、トイレが有るだけでありがたいと思わなければならない。有志がし尿を運び出しているお陰で屋久島の自然が維持できており、我々も世界遺産の森にお邪魔できるわけだ。Sさんによれば、僕達がトイレを利用するコストを換算すると1回あたり400円くらいになるそう。よって、現在、登山口で受け付けている500円の山岳部保全募金では到底まかなえないので、来年(2017年)から1000円〜2000円の入山料を徴収するそうです。

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2016.7.26(Tue.)14:00 白谷雲水峡入口に到着! 最後、川でアイシング。つめた~い!!

 


2016.7.26(Tue.)5:44~6:21 朝焼けの縄文杉

ちなみに、屋久島旅行記自体はまだまだ続きますよ!