屋久島旅行記その11 1泊2日 白谷雲水峡〜縄文杉ツアー3


 

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2016.7.25(Mon.) 7:59
くぐり杉を眺めていると、「ニィアーオーー!」と声が鳴り響いた。

僕「猫ですか?」
Sさん「いや、猿です。」

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2016.7.25(Mon.) 8:00 標高825m付近 「シカの宿」
倒木更新→切株更新を経た3代目の若杉が育っている。後日、本当にシカがいた情報をネットで散見したので、びっくり。

ここで、ようやく白谷小屋に到達!最初のトイレポイントでもある。
登山ルート白谷小屋
フランス語のような会話をしている外国人カップルがいて、談話。下山するようなことを言っていたのだが、後ほど、ウィルソン株で下山する彼等を発見。僕達が泊まりがけで歩く行程を日帰りする強者だった。

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2016.7.25(Mon.) 8:13 標高850m「七本杉」 樹高18m 胸高周囲8.3m 推定樹齢不明
強風で損なわれた主幹の上端をおぎなうように、上部の枝が立ち上がって樹冠を形成し、日照を確保している。ざっと見たところ、枝は七本見つけられなかった。Sさんの見解だと「ここまで立派であれば、充分、屋久杉と呼べるでしょう。」との事。屋久島では樹齢1000年以上の杉を「屋久杉」と呼び、それ以下は「小杉」と称する。そんな……

もののけ姫の森

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2016.7.25(Mon.) 8:28 「苔むす森」

何年か前に「ジブリから名称使用にクレーム!」というニュースがあったのを何故か覚えている。
この場所をブームに乗じてか、「もののけ姫の森」と命名し看板を設置した所、ジブリから営利目的での使用は認めないと言われ、看板を撤去した経緯を持つ場所だ。

現在は「苔むす森」と呼ばれているが、現地で入手したパンフレットには「姫」が外れた「もののけの森」と書いてあるものもあったので、事実上、ダブルスタンダードとなっている。

真相は知りませんが、宮さんは「何かのバイアスをかけて物事を見てしまうとその方向でしか物事を見れなくなるのでもったいない」という事を言いたいんだと思います。
コダマの人形を置いて写真を撮るのもいいけど、苔を触ってジュワーッてしたたる水の感触や、光の加減で移り変わる緑の濃淡、懸命に糸を垂らしてぶら下がってるミノムシに気づいて、「すごいねー」って呟いて欲しいんだと思う。それぞれの視点で。

千と千尋のモデルになったと言われる台湾の観光地「九份」もそうですよね。
ジブリはそれを、完全に否定しています。

「俺の作品はそんな浅はかなもんじゃないんだ!決めつけるな!!」

「目の前の景色はそんな浅はかなもんじゃないんだ!決めつけるな!!」

宮さんの声が聞こえそうです。
でも、そのバイアスがあったからこんな所まで訪れる人もいるわけだし、「バイアスをかけて物事を見るのはもったいないというバイアス」をかけるのも、なんだかなあと思う。
きっと、人それぞれに楽しんで、笑顔になっていただければ、僕は嬉しいです。(←何者?)
人間の器量などはるかに超越したこの森は、きっと、あなたを受け止めてくれるだろう。