愛犬の医者を選べるのは飼い主だけ


 

ある日、突然プッチ(チワワ12歳♂)の片目が白濁しており、かかりつけの獣医に見てもらいました。枝とかに引っ掛けたんだろうという事で、3種類の点眼薬を処方してもらいました。
それまでも、目が充血する事があったので、処方された点眼薬を気づいた時に点眼していました。
あと、白内障の疑いがあるという事で、進行を遅らせる点眼薬を付けていました。

目の傷は一向に良くならず、目薬はつければつける程良いというので、頑張って点眼していました。
ある日、かみさんがプッチを抱っこした時、目から水が飛び出してしまったので、あわてて、近所の獣医へ。
気が動転していたため、かかりつけが休みだと勘違いし、最寄りの所に駆け込みました。
ここは過去プッチの足が変だと駆け込んだら、原因がわからず、とりあえず、痛み止めを打たれ、帰り際に見たら足にガムがくっついているだけと判明した所なので、敬遠していた所です。

ここの獣医に専門医を紹介してくれと頼みましたが、かかりつけを通さないとだめだと言うので、明日かかりつけが開くまで待つことに。
他の二種の目薬は染みるからいったん止め、ヒアルロン酸ナトリウムのみ点眼して下さいとアドバイスを受けたのでその様にしました。結局、ここでは痛み止めの注射と透明のエリザベスカラーを買って終わり。
めちゃめちゃ繁盛していたそうです。

次の日、朝一番でかかりつけの医院に出向いたら、なんと本当の定休日。
途方に暮れ、カミさんが半泣きで中野の有名な専門医に電話した所、なんと、診てくれることに!

翌日たまたま、カミさんと休みが一緒だったので、二人で訪れ、プッチを診てもらったのですが、衝撃です。
検査の入念さと装置もさることながら、見解がまるで違うのです。

「角膜潰瘍」最も重度のステージ5 と診断されました。

以下両者の違いです。
(かかりつけの対応→専門医の見解)

外傷(枝で引っ掛けた)→菌による感染で間違いないでしょう
ヒアルロン酸ナトリウム→ここまで進行していると染みるからおすすめできない
他の点眼薬1→強すぎるので良くない
他の点眼薬2→副作用で治療に最も必要な涙を少なくしてしまうので良くない
点眼頻度→推奨回数以上は必要以上に殺菌してしまい、再生する機会を奪う
白内障の点眼薬→使っているのは日本だけで効果の確認がとれていない
白内障かどうか→特殊な眼科器具を用いた検査が必要

……愕然としましたね。むしろ、再生を妨げていたのかと。

ちなみに、プッチは今のかかりつけの獣医以前から、耳の治療を定期的に受けていたのですが、そちらも相談した所、過去の獣医とアプローチの仕方が全く違いました。こちらは眼科の権威の先生が運営しているのですが、息子さんも皮膚の専門医で、何よりも、説明がしっかりしているので期待が持てます。病歴があまりにも長いので、軟骨が石灰化して、耳穴が塞ぎかかっているそうです。耳穴が狭くなっている話はかかりつけでも聞いたのですが、こちらでは、対処療法ではなく、治療へのアプローチがあります。

「外耳炎を放っておくとこうなります」

(いや、ずーっと獣医に診てもらってたんですけど……)

「鉗子や綿棒で掃除するのは傷つくし、痛いので良くないです」

(いや、かかりつけでは、ずーっとそうされてたんですけど……)

カミさんは涙です。

また、皮膚の専門医には耳の件で相談したのですが、開口一番、鼻の異変を指摘されました。
私達は高齢によるものと思い込んでいたのですが、鼻が乾いて固くなっており、従来よりも鼻が小さくなってしまっているそうです。全然気づいてやれませんでした。

耳は所定の方法で洗浄、鼻はクリームをつける事になりました。

という事で、かかりつけは一定の役割はあると思いますが、治療までの道筋があいまいであれば、エキスパートの専門医に見せたほうが良いとつくづく思いました。人間も同様だと思います。
当然、名前倒れのケースもあるでしょうから注意は必要です。

今回の件は私達の真剣度が足りなかった結果ではないかと悔やんでいます。
遡れば他界したサリーも専門医に見せていれば結果が違ったのではないか?と思えて悔やみきれません。

愛犬の医者を選べるのは飼い主だけですから。

腹に落ちる内容だったので紹介します。

[卒後教育の必要性]
http://www.noah-vet.co.jp/Colmn/colmn.cgi?mode=hyoji&page=80

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