石鹸の吸水実験


 

 

浸水後の石鹸【5分間お湯に浸けた後の石鹸】 ※写真クリックで拡大します
オリーブ、マルセイユ石鹸が粘ついた感じで特徴をよく表してました。

 

前回、ラード石鹸を使ってみて「ラード石鹸は水を含みやすいのでは?」という憶測を確認するために、イッツ・ソー・イージーな実験をしてみました。

小学生の自由研究レベルなので、詳細なデータを期待している方はそっとページを閉じて下さいね (笑) 。

 

【実験概要】

洗面所に35℃〜40℃くらいの十二分なお湯を貼り、石鹸を5分間浸し、元の重さと吸水タオルで拭いた後の重さを計測。

さらに、一日半常温で乾燥させた後の重さも測り、比較する。

使用した石鹸の内、パーム油石鹸は普段台所洗剤として使っているが、1日は乾かしてあるもの。

他は1ヶ月以上使っていないもので、いずれも、作成後3ヶ月以上たったものです。

計測した測りはキッチン用の1g単位でしか測れないものです。。

 

【実験結果】

[パーム核油石鹸] 浸水前118g→ 浸水後115g→ 乾燥後114g

[パーム油石鹸] 浸水前26g→ 浸水後27g→ 乾燥後24g

[ラード石鹸] 浸水前70g→ 浸水後73g→ 乾燥後70g

[オリーブ油石鹸] 浸水前45g→ 浸水後47g→ 乾燥後45g

[複合油脂石鹸] 浸水前66g→ 浸水後65g→ 乾燥後64g
(オリーブ油+パーム油+パーム核油+ひまし油)

[クレイ入複合油脂石鹸] 浸水前68g→ 浸水後66g→ 乾燥後64g
(オリーブ油+パーム油+パーム核油+ひまし油+ホワイトカオリン)

まず、特徴的だったのが、パーム核油石鹸です。

他の単一油脂石鹸が、浸水後増量しているのに対して、唯一減量してることから、水を含んで増量する以上にお湯に溶けやすいという事が分かります。

複合油脂の石鹸も減量していますが、これはパーム核油が含まれているという事もあるでしょうが、実用石鹸として過剰油脂(石鹸になる割合より20%多く油脂を入れている)で作られているので、そちらの影響もあると思います。

ラード石鹸は憶測通り、唯一水分量が3gで推移しているので、水を含みやすいで決定です! 次点で、オリーブ油石鹸でしょうか。

いや、まてよ… 重さを一緒にしてないから、含有率で計算してみると、ラード石鹸が4.3%、オリーブ油石鹸は4.4%なので、ほぼ一緒か、オリーブ石鹸に軍配が上がりますね。。

しかし、両方共溶け崩れやすい石鹸の筈なのですが、お湯につけた後と乾燥させた後の重さが変わらないのが意外でした。

机上の空論で考えると、ラードは溶け崩れやすいオレイン酸を含むが、同時に解け崩れにくいパルミチン酸の含有量も多いから?

オリーブは溶け崩れやすいオレイン酸が主体だが、溶け崩れた石鹸が変形しつつも吸着していたから?

それとも、溶け出してるんだけど、水が内部まで浸透しているから?

これはもうちょっとちゃんと実験しないと分からないですね (笑) 。

 

 ※もうちょっとちゃんとした実験はコチラです
 ↓

石鹸の吸水実験【改】 

 

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