愛犬と戯れて効果倍増!セロトニンの分泌を活性化して最強の人間になる方法


 

前回、犬は人との関係において、愛情ホルモン(オキシトシン)の分泌を高め合う事ができる最強生物と書きましたが、猫もそうですよね。

猫側のオキシトシン分泌が活性化されているかはデータがないですが、人間側は言うまでもありません。

(オキシトシン・・・疲れを癒やし、気分が満たされ、ほのぼのとした幸福感を感じるとこができる物質)

参照書籍によると、人間はペットを撫でるだけで、オキシトシンが2倍分泌されるそうです。

2倍は無理かもしれませんが、私の仮説では「人間は寵愛対象があれば、それが例え生物でなくても、オキシトシンの分泌は活性化される。」と思っています。

オキシトシンは哺乳類特有のホルモンですが、蛇とかイグアナを寵愛する人もいますよね。

幼少期の女の子然り、想像力を駆使すれば、ぬいぐるみでも。

AIBO然り(開発中止残念)、いずれは、ロボットも代替になり得ても不思議ではありません。

AIBO、君を死なせない 修理サポート終了「飼い主」の悲しみ

まあ、寵愛対象を見つけて身近にするのは、なかなか思い通りに行かないものですが、気の合う同僚と一杯やったり、女子は井戸端会議、人に何かしてあげてもオキシトシンが分泌されるので、自然にオキシトシンが分泌される生活習慣を身につけるのが吉だと思います。

身近な人同士なら、スキンシップを重ねることがオキシトシン分泌に絶大な効果を発揮します。

経験上、皆さんも思い当たる節が多々あるのではないでしょうか。

撫で撫で、ハグ、抱っこ、手をつなぐ、握手…… 良好な関係において、スキンシップは思った以上に重要なんですね。

 

人間らしい脳を働かせる物質

人間を人間たらしめているのは脳の30%を占める前頭前野と言われています。

ちなみに、ウィキペディアで犬は7%程で、チンパンジーが17%(参考書籍では7%となっています……どっちやねん?)となっています。

前頭前野の働きは大きく分けて4つ

仕事脳(注意や集中、判断に関係する機能)
意欲脳(名前の通り)
切替脳(気持ちを切り替える能力に関係)
共感脳(他人の経験を理解し、共有する能力)

この4つの働きはそれぞれ、脳内物質とかかわっており、

仕事脳ーノルアドレナリン
意欲脳ードーパミン
切替脳ーセロトニン
共感脳ーセロトニン

といった関係になっています。

■ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは大脳の覚醒レベルをあげ、注意の状態を発現させるとともに、恐怖や不安の心を出現させる危機管理センターと言えます。

適度なノルアドレナリンは仕事脳を活性化させるのですが、少なすぎると、ぼんやりして仕事脳が働きません。

過剰に分泌されるとストレス状態が高まり、ストレスに押し潰され、日頃の実力を発揮できなかったり、様々な疾患につながります。

■ドーパミン

ドーパミンは意欲と快楽、喜びを与えますが、過剰になると、統合失調症を引き起こしたり、依存状態になり得ます。

ドーパミンは「嗜癖(しへき)を支配する分子」と呼ばれ、食べる、飲む、性行為等、循環活動の動機の源と言えるでしょう。

ドーパミンはオキシトシンの心地よさとは違い、目的や標的があって、その目的が達成された時や標的が手に入ったということを自分が判断できた時に大量にでます。

下世話に書けば、一発やって終わりがドーパミン的快楽。

スキンシップを重ねて高まっていく、癒やし的な快楽がオキシトシン的快楽=愛情ではないでしょうか。

ちなみに、覚醒剤はドーパミンの正常な循環を阻害し、側座核(やる気スイッチと呼ばれる脳の部分)が大量のドーパミンにさらされることで覚醒作用や快の気分を生じさせます。

多分、サイコーにハイってやつになるのでしょうが、脳の正常な作用を阻害してしまうので得策ではありません。

食べる、飲む、性行為をやめる事ですら大変なのに、それ以上のドーパミン的快楽にあがらうのは至難の技でしょう。

ましてや、それを抑制する脳の機能が正常でないのですから、基本無理なんじゃないでしょうか。

こうして書いてみると、覚醒剤が最強最悪の商品であることがよくわかります。

■セロトニン

最後、セロトニンですが、セロトニン神経は前頭前野全体にいきわたっていて、しかも脳幹のところでつながっているので、前頭前野全体をコントロールする役割をしていると考えられます。

上記のドーパミン神経が暴走したり、ノルアドレナリン神経が暴走したりするのをコントロールして、心を安定した状態に戻すのがセロトニン神経なのです。

セロトニンで活性化される共感脳は他者とのコミュニケーションを円滑にすると共に多幸感を増し、切替脳は人間を前進させます。

例:受験で第一志望に落ちたけど、第二志望に受かった場合
切替脳OFF→第一志望に落ちた……もうダメだ…
切替脳ON→第二志望に受かってよかった!
(失敗してドーパミンが上手く働かなくても、切替えることによって、ドーパミンを活性化できる。)

つまり、セロトニンはオーケストラの指揮者みたいなもので、セロトニンを活性化させれば、人間としてより良いハーモニーを奏でられるという事になります。

そう、セロトニンの分泌をコントロールできれば最強の人間になれるのです。

 

セロトニンを活性化させる方法

そんなことできるの?と思ったら、思いの外シンプルな活動で可能でした。

■リズム運動をする(太陽を浴びて行うと効果的)
・歩く
・走る
・水泳
・自転車
・スクワット等々……

運動と呼べるかわかりませんが、ガムを噛んでも活性化されます。

この中で、歩くのが1番身近な行為だと思うのですが、注意点として、歩くときにはひたすら歩く事に集中しなければ効果がありません。

考え事をしたり、周りに注意して歩いたり、人と話しながら歩くのは大脳皮質の言語脳が活動してしまい、セロトニン神経が活性されにくくなります。

ジョギングや、水泳等の多少きつい運動だと、自然とそれに集中できますが、歩く時は歩くという行為に集中します。

具体的には、イッチニ!イッチニ!となるべくシンプルなテンポにのって歩くのが良いのではないでしょうか。

■腹式呼吸をする
集中して5分以上日々、できれば、朝昼夕方行うと効果あり。

■瞑想をする
セロトニンだけでなく、オキシトシンの効果も関与します。

なんか、できそうなのがありますよね?

ただし、一日に一度だけセロトニン神経を活性化するだけでは一日中そのレベルを保つことができないのと、セロトニン神経の活性を高いレベルで維持するには、上記活動を毎日続ける事が重要で、最低3ヶ月以上行う必要があります。

私も、最近は「ダイエットするため」でなく、「セロトニンを活性化させるため」に緩やかな運動を意識しています。

これも、(根性がない等の)自虐的な解釈に陥らずに済んでいるのは切替脳のおかげだと思ってます(笑)。

また、セロトニン神経の神経細胞にオキシトシン受容体があるので、オキシトシンがたくさん分泌されてオキシトシン受容体に届くと同時に、セロトニン神経が活性化されるので、犬を愛でる+リズム運動というのは最強の組み合わせではないでしょうか。

最後に、脳内にセロトニンとオキシトシンを十分に分泌する方法を「脳の疲れ」がとれる生活術 (PHP文庫) 有田 秀穂 (著)から引用して終わりにします。

1. 夜は十二時までに寝る。
2. 夕食後はパソコン(スマホ、タブレット)を操作しない。
3. 夜は携帯電話で長話をしない。ベッドの近くにスマホやタブレットを置かない。
1〜3については睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌をよくして、よい睡眠をとる条件です。
4.朝日を浴びる(朝型生活に)。
5.朝と夕方に三十分程歩く(あるいはジョギング、サイクリング、スイミングなどのリズム運動を三十分程度)。
6.呼吸法をする(これもリズム運動の一種)。一日の中で何回か五分程度、腹式呼吸をする(ヨガ、気功、坐禅などは呼吸法になります)。
4〜6はセロトニン神経系を活性化します
7.家族団らん。
8.夫婦、恋人とのふれあい。
9.感情を素直にあらわす。
10.親切を心がける。
7〜10はオキシトシン分泌を促し、セロトニン神経も活性化させます。

※参照文献
「脳の疲れ」がとれる生活術 (PHP文庫) 有田 秀穂 (著)
原井宏明の情報公開 第2章 – 覚醒剤は脳と行動にどのように影響するか
脳科学辞典 覚せい剤

 

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