小型犬の酸素テントの必要性について思ったこと


犬を飼うという事

しばらくお伝えできなかったのですが、実は、サリーが1月25日に虹の橋を渡ってしまいました。享年10歳。元の飼い主の家で6年、その後うちで4年間生活を共にしました。前々から患っていた僧坊弁閉鎖不全症からの肺水腫による呼吸不全でした。

皮肉なもので、去年の8月にわんにゃんドックで肥大した心臓のレントゲン写真を見て具体的な説明を受けた翌日から発作が出るようになり、そこから坂を転がるように悪化して行きました。その前までは心臓に雑音があると言われていても、症状もなく、元気にしていました。

苦しいです。ハッキリ言って、今までに体験した事のない苦しみです。
こんなに苦しいなら、サリーと関わらない方が良かったのでしょうか。
いや、そんなおこがましい事をどの口で言えるというのでしょう。
少なくとも、私にとって、サリーはかけがえのない悦びの日々を与えてくれました。

一緒に生きる事ができて、最大限の感謝をしています。

犬を飼うという事はお金がかかります。病気や終末期にはそれが顕著になります。かかりつけの獣医も必要で、質問力が必要です。
そして、私の人生の中で、もっとも素晴らしく、切ない事が「犬を飼う」という事です。

小型犬の酸素テントの必要性について思ったこと

この時、呼吸を楽にするために酸素テントを借りたのですが、「それがなかったら助かっていたのかもしれない」と判断が分かれる場面があったので、共有したいと思います。

まず、犬の肺水腫ですが、肺に水が溜まってしまう病気で、水を抜くには利尿剤が絶大な効果を発揮します。腹水ならば、注射器などで水を抜けるのですが、肺はスポンジみたいなもので、スポンジに溜まった水を抜くのは困難です。
1日2回、この利尿剤含む、3種類と5種類(他ステロイド、気管支拡張薬、血管拡張薬、抗生剤or強心剤)の薬を飲ませるのが日課でした。
たまに、利尿剤が効かず苦しそうな時は、緊急でかかりつけの獣医に見てもらっていたのですが、毎回、緊急で運び込むのも大変かつ、即座に対応できるとは限らないので、獣医の勧めも有り、酸素テントの導入を決めました。
https://www.terucom.co.jp/
息が苦しそうな時は、酸素濃度を上げたテントに入れることによって、呼吸を楽にできるのです。

このテントをリースして1週間、幸いにも出番がなく、頼めば翌日に手配してくれる事から、「一回返してもよいのでは」なんて話を妻としてました。
そんな矢先、呼吸が苦しそうだったので、酸素室に入れました。
鍵を閉めないと出てきてしまうので、鍵を閉めて寝ます。キャンキャンか細い鳴き声を出しますが、いつも一緒に寝ているので、「出してよー」だったのか「苦しいよー」なのか、両方か。見かねて出すと苦しそうなので、結局、戻すことに。切ない。サリーが見えるように枕の向きを変えて寝る。夜が明けて、3回目の撫で撫でをしてからお風呂に入り、出てきたら逝ってました。同様の時は過去に何度もあったし、「営業時間になったら念のため獣医に見せよう」ぐらいの認識だったので、ショックでした。

【今まで】苦しそう→収まりそうにない→緊急搬送

【今回】苦しそう→酸素テントでしのぐ→それでもだめなら緊急搬送

結果、酸素テントでしのぐ事は出来ませんでした。

【If】酸素テントがなかったら
苦しそう→収まりそうにない→緊急搬送で助かったかも

チワワは小さいです。それに比例して肺も小さいので、しのげる範囲は狭いという事です。朝出かける時は元気だったのに、夜帰ってきたら死んでいたという話も聞きました。

酸素テントでしのげる状態かどうかの判断の仕方は入念に獣医に聞いた方が良いです。私は「舌が紫色になっているとヤバイ」と聞いていたのですが、それを失念しており、チェックしていませんでした。悔やんでも悔やみきれません。

最後に、周辺の方限定ですが、かかりつけの獣医とその獣医でも対応出来ない時にと紹介された緊急病院を紹介しておきます。

「さくら通り動物病院」
埼玉県吉川市吉川169-1
※緊急対応連絡先有(何度かお世話になり助かりました。ほぼ個人病院なのに、頭が下がります。)
http://www.sakuradori-ah.com/

(夜間緊急対応可)
「どうぶつの総合病院」
埼玉県川口市石神81
http://www.syn.ne.jp/

葬儀は病院に紹介して頂いた所にお願いしました。
質素で寂しい所にある会社ですが、焼き場の設備はしっかりしており、不満はありませんでした。担当の方も変に神妙ではなく、好感を持ちました。
「あすかの郷」
埼玉県 越谷市 七左町8丁目165-1
http://asuka112.sakura.ne.jp/index.html