なぜ石鹸がいいのか? 歴史とPRTR法の観点から答えます!


 

なんで石鹸がいいの??

 

答え:「いいから」

 

というのが、今までと、これからも答えるであろう答えであり、最初で最後の答えなのですが、他にも

「紀元前から使われていて安全性が実証されている」

なんて意見もあります。

石鹸は今から5000年前の紀元前3000年頃のローマで、羊を火であぶっているとき、したたり落ちた脂肪が木の灰 (アルカリ) に混ざってできたものが発祥と言われています。

時を同じくして、メソポタミア(現在のイラク)でも石鹸が作られており、シュメール人の遺跡から、羊毛の洗浄と石鹸の製法についてくさび形文字で記した粘土板が出土しています。

8世紀頃には石鹸作りが定着しましたが、この頃の石鹸は、動物性脂肪と木灰から作った「軟石鹸」と呼ばれる軟らかい石鹸で、かなり臭いものだったようです。

12世紀頃から、今みなさんがイメージする、硬く、臭くない石鹸が工業的に作られるようになりました。

(参照) 石鹸の歴史 – 石鹸百科

12世紀からカウントしても、900年も使われてきた石鹸。

問題があったら、淘汰されてるよねっていう話です。

一方、洗浄用の合成界面活性剤は、1917年にドイツで石炭から合成されたアルキルナフタリンスルホン酸塩が発祥ですが、こちらは成分を変えて、あの手この手で進化し続けていますので、成分を承認する管轄省庁=国とメーカーを信じるしかありません。

ただし、いくら国が承認したといっても、去年、美白化粧品で起きた、皮膚がまだらに白くなる「白斑(はくはん)事件」のような事があるので注意は必要だと思います。

(平成20年1月25日に美白成分「ロドデノール」を含有する化粧品を厚生労働省が医薬部外品として承認したが、それが原因で、皮膚がまだらに白くなる被害者が出た。)

(参照 PDF) “ロドデノール” 配合美白製品による白斑様症状被害に関する外部専門家による第三者調査結果のご報告

調査報告書を見ると、メーカーも相当のテストを行っていたのにも関わらず、このような事が起こる怖さを感じました。

また、石鹸会社の方に教わった石鹸がいい理由としては、

平成11年に「国会で全会一致可決されたPRTR法(化学物質排出把握管理促進法)において、監視するべき有害性のある指定化学物質を含まないから石鹸はいい(安全)」という事です。

PRTR法というのは「やばい化学物質の排出量を管理しようぜ!」といったもので、指定化学物質を製造したり使用したりしている事業者は、環境中に排出した量を行政機関に年に1回届け出なければなりません。

行政機関はその企業名を含むデータと、家庭や農地、自動車などから排出されている対象化学物質の量の推計を併せて公表します。

これにより、企業には監視システムが働き、私達は危険物質の排出量が多い自治体や企業を検索でき、リスク評価できます。

ただし、いくら情報公開されていても、情報公開されている事や、活用法を知らなければ、意味がないよなあと思った次第です。

そこで、石鹸会社の方に教えて頂いたガイドブックがとても参考になったのでご紹介します。

PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック
化学物質による環境リスクを減らすために
~平成23年度集計結果から~

余談ですが、市役所の環境課にいけばこのガイドブックがもらえると聞いたので、もらいにいったら、イベントで全部配って無いとの事でした。。。(あなたの自治体にはあるかも?)

でも、そのおかげで、普通にPDFでダウンロードできるのを知りました。

ちょっと気になったのが、排出量が企業の自己申告制という事です。

虚偽の申告を発見するシステムがあるのでしょうか?

一応、平成20年5月14日に届出違反した企業名が公表されていますが、どうなんでしょうか。

化管法におけるPRTR届出違反について(お知らせ)

また、気になる罰則ですが、なんと、20万円以下の過料のみです。

なので、企業にとっての実際のダメージは公表される事による、信用失墜です。

ただ、これだと、下請け事業者などは罰則を受けても、違う法人で再操業すればダメージは軽微な気がするので、もうちょっとなんとかした方が良い気がします。

という事で、少し話がそれてしまいましたが、このような理由から「石鹸イイネ!」なんです。

ただ、石鹸と言っても色々あって、石鹸まがいのもあるから注意して下さいね!

それではまた!!

 

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